募金のお願い
    150周年シンボル


    野村会長「募金のお願い」
     今年、六稜同窓会は募金活動に邁進する年となります。2年後の2023年に迫って来ました創立150周年事業のキックオフの年であります。事業内容は本紙に記載の通りです。募金総額は3億円で記念式典以外は税控除の対象となります。
     いま、母校北野高校は「豊かな個性・高遠な理想・社会への貢献」をテーマに、学習と学校行事・部活動を両立し、知・徳・体のバランスのとれた自律性のある生徒を育てることを基本方針としています。また、令和元年から「ワールド・ワイド・ラーニング構築支援事業」の拠点校として、文理の垣根を超えた新しい学びの開発に取り組んでいます。この実現のために同窓会としてサポートすべく、文武両道の拠点として六稜倶楽部の建設は後輩生徒諸君にとって大切な財産となるはずです。
     また、社会貢献事業として、大阪北ヤードに建設中のグランフロント2期に予定されている「うめきたの森」への桜の植樹は、われわれが100周年記念で取り組んだ大阪城梅林に倣うものです。20〜30年後の春には観梅会に加えて大阪の新たなお花見スポットとして定着していることでしょう。このグランフロント周辺の土地は、もともと「北野」と呼ばれていた一帯であり、われわれと縁の深いところです。
    是非とも本記念事業の趣旨にご賛同いただき、募金をお願いいたします。個人1口1万円ですが3口以上を、また法人は1口10万円以上をお願いする次第です。できれば本年12月末までに募金していただければ幸いです。
    どうか六稜同窓会の「太い絆、団結力」を見せてください。クラス・学年(期別)・クラブの仲間に声をかけ合ってください。また地域・会社・様々なコミュニティの六稜仲間を募っていただき、募金活動に参画していただきたいのです。よろしくお願い致します。



    萩原校長「創立150周年紀念事業に期待する」
     六稜同窓会の皆様おかれましては、日頃より母校の生徒たちと北野の教育活動に多大なるご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。校長の萩原でございます。
     さて、来る北野創立150周年の記念事業として、現在の部室を改築し新たに「六稜倶楽部」として整備いただくこと、そして六稜会館を改修し整備することをお申し出いただき、大変嬉しく、またありがたく、心より感謝申し上げます。
     本来、学校施設の改築は設置者である大阪府が行うべきものですが、現在府立学校には築60年を超えても改築に着手できていない学校が複数あり、そちらの改築が最優先で、クラブ部室の改築は本当にいつになるかわからない状況です。
     一方、本校の現在の部室ですが、これ以上の使用にはもはや耐えられなくなってきております。構造上耐震性において脆弱であり、また、老朽化が激しく生徒たちが使用するにも危険な状態が続いております。このような状況の中、記念事業として六稜同窓会より部室の機能を残しつつ、新たな交流の場として「六稜倶楽部」を建設いただくことはこの上ない喜びでございます。
     また、次代のグローバルリーダー育成のため、本校ではプレゼンテーションやディベートを積極的に取り入れております。六稜ホールを改修いただきますことが、生徒たちのコミュニケーション能力の一層の伸長に結びつきます。併せて心よりお礼申し上げます。
     六稜同窓会の皆様のご厚意が、このように現役の生徒たちを支えていただいております。どうかご理解ご協力のほど、お願い申し上げます。